抹茶ができるまでには、前年の刈り取りから数えて約1年もの年月がかかります。
森田製茶のひと手間かけた抹茶の栽培方法をご紹介いたします。
冬に入る前に、茶畑をかまぼこ状に整えます。
この作業をすることによって、次年度に茶葉の刈り取りがしやすくなります。
3月の終わり頃になると、新芽が出ます。
茶葉にとって霜は天敵になりますので、専用の扇風機で風を起こしたり、ネットをかけるなどして茶葉に霜がつくのを防ぎます。
4月の終わりから5月の初めに、茶畑全体に黒のネットを覆いかぶせて強い日光の照射量をコントロールします。
このひと手間により、茶葉の緑色が深くなり、苦味が少なく旨味を多く含む茶葉が育ちます。
5月中旬から6月中旬の間に茶葉を専用の機械で刈り取ります。
刈り取る時期は毎年違うので、長年の経験を元に、茶葉の様子を見て判断します。
刈り取った茶葉を工場に運び、蒸した後に乾燥させます。
乾燥させると、抹茶の原料となる「碾茶(てんちゃ)」ができます。
茶葉の葉脈などを取り除いてから、丹念に石臼で茶葉を挽きます。
抹茶は熱に弱く、熱によって色が悪くなってしまいます。それを防ぐために、摘み取った茶葉は石臼で挽きます。
森田製茶こだわりの抹茶の完成です。
抹茶はもちろん、チョコレートやジェラートなどの商品に加工しておりますので、お好きな形で抹茶をお楽しみいただけます。
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